(株)サタケ(本社:東広島市、佐竹利子代表)では、(株)学習研究社とタイアップし、学研が発刊した児童向け書籍「お米のひみつ」を、2月から3月にかけて全国2万4000の小学校と約2400の公立図書館に寄贈する。
本書は、小学生に長年にわたり絶大な人気を誇る、学研の単行本「まんがひみつシリーズ」「まんがでよくわかるシリーズ」の最新刊で、お米に関することを漫画でわかりやすく解説している。
また、日本PTA全国協議会推薦図書であり、図書館や教室で、子供たちが気軽に面白く学習できる内容になっている。
本書は、▽ぼくたちお米大好き▽お米の誕生▽籾から玄米になるまで▽玄米からご飯になるまで▽精米機が開発されて▽21世紀、進化するお米の技術”の全6章で構成され、米の栽培から店頭・食卓までの全般の話題を取り上げている。
また、稲作の歴史から米を加工して食べるまでの経緯を、歴史的な事実と技術の進歩を軸にして取り上げることで、日本食文化の中心である「米文化」について解説している。
子供たちが日ごろ、あまり目にする機会のない乾燥・籾摺・選別・精米などにも焦点を当てており、お米に関する総合的なガイドブックとしての役割も、持たせている。
佐竹利子代表は、「お米の消費減少が叫ばれて久しいが、お米の良さやその歴史、日本人とお米の関係などについて、子供たちにわかりやすく伝えることも必要であると考えている。また、お米の栽培段階だけでなく、収穫後も、ご飯になるまでに多くの工程があることを知ってもらうことが大切だと思った。本書は、大人が読んでも楽しめる内容になっており、お米についてもう一度見直すきっかけになれば、と思っている」とコメントを寄せた。 (2004.2.16)
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