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アグリビジネス業界ニュース
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「米の精」のイメージキャラクター発表 |
「米の精」は、早くから肥料や飼料として注目され、特に環境保全型農業に活用されてきた。しかし、あくまでもBG無洗米の副産物であるため、統一的な事業展開やPRは行われておらず、これまで一般消費者には馴染みの薄い商品だった。 しかし近年、BG無洗米の生産量増加に伴い、「米の精」の生産量も増え、利用範囲が広がったことと、「米の精」を活用した農産物は、生育や食味が良いことが生産者、業界関係者に認知されてきた。 量販店や生協の店頭などでも、「米の精」で育てた作物であることを前面に打ち出す動きも見られ、消費者の間にも「米の精」が徐々に知られてきた。 こうしたことから、大地で生産された米(BG無洗米)の副産物(糠・とぎ汁の素)を大地に還元することで水質汚染を防ぎ、有機質肥料・飼料として農畜作物を再生産するという環境保全型循環農業、つまり、リサイクル農畜産物の良さをさらに消費者に知ってもらうために、同社ではこの度、「米の精イメージキャラクター」を考案し発表した。 このキャラクターは、今後「米の精」のPR活動や広告だけでなく、「米の精」で作られた作物にも表示する予定で、同社では「米の精」の認知度向上と「安全・安心・環境」商品としてのイメージアップに役立てていく考えだ。 「米の精」は、2002年度には年間約7000トンが生産され、肥料として米をはじめ野菜全般、果物、花などに使われ、良食味で日持ちの良い作物になると多くの生産農家で利用されている。また飼料として牛、鶏にも使われており、元気で質の良い家畜を育てるとして、次第に広がりを見せている。 なお、2002年度の「米の精」の市場規模は2億円に達している。 (2004.2.24) |
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