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米のDNA品種鑑定分析数が136品種に 作付面積のほとんどをカバー
《サタケ》


 このほど、サタケの米DNA品種鑑定分析サービスの鑑定可能品種に、もち米28品種が加わり、これまでの108品種から136品種に増えた。
 これにより、うるち米・酒米での作付面積カバー(網羅)率は98%、もち米は88%となり、実用上ほとんどの品種の鑑定ができるようになった。
 DNA品種鑑定分析サービスは、米の生産現場や精米工場などで、入出荷する米の品種を鑑定することにより、間違いのない製品を消費者に届けることをサポートするもので、昨年1月にサービスを開始した。
DNA配列(電気泳動分析結果)
DNA配列(電気泳動分析結果)
 また、うるち米も一部の品種を見直し、基本的に作付面積の順に鑑定可能品種を設定した。さらに、これまでは一部の品種でグループ(ほぼ同様なDNA配列を持つ品種団)判定を行っていたが、総て単独品種として鑑定が可能となった。
 なお、この技術開発は、独立行政法人食品総合研究所・大坪研一室長の指導を受けている。 
(2004.3.24)


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