農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

「夏休み親子BG無洗米工場見学会」を開催
《東洋精米機製作所》


親子で無洗米工場を見学
親子で無洗米工場を見学
 最近、学校教育の現場では「食育」が重要課題となっており、また家庭においても「食」や「健康」は、大きな関心事となっている。
 そうした状況を受け、(株)東洋精米機製作所では、去る8月19日〜25日の4日間、トーヨーライスセンター関東工場で、小学生を対象にした「夏休み親子工場見学会」を開催した。
 この催しは、BG無洗米相談室が、毎月4回行っている一般消費者向け工場見学会の一環として、子供向けに夏休みの自由研究の一助になればと企画したもの。
 募集は一般新聞と同社ホームページ及びメールマガジンなどで行い、最終的には予想を大きく上回る29組70名の親子が参加した。
 見学会では、まず、小型精米機や石抜機を使い、玄米が白米になる仕組みや、石が除去できる原理について勉強した。子供達は、初めて見る作業工程に驚きの声をあげ、玄米が次第に白くなっていく様子に見入っていた。また、米の中から小石が取り除かれていく様子を、興味深く観察した。
 この後、BG無洗米の説明を聞き、精米工程に沿って工場内を見学した。ほとんどの参加者は精米機器を見るのは初めてであり、さまざまな装置に興味を示しながら熱心に説明を聞き、どのような工程を経てBG無洗米が作られるのかについて、理解を深めた。
 見学会終了後には、BG無洗米の試食が行われ、参加者全員が衛生的な工場で安全に作られたBG無洗米を満喫した。最後に、見学を通して学んだことを復習する意味で、無洗米クイズに参加するなど、約2時間にわたり有意義なひとときを過ごした。
 親子の参加者からは「清潔な工場で、安全な無洗米が生産される工程を理解出来た」「工場で働いている人が、こんなに少ないとは思わなかった」「お米は本当に洗わなくても大丈夫なのか、という不安が解消した」「来年も見学会に参加したい」などの声が寄せられた。
 同社の「BG無洗米相談室」は、一般消費者に、BG無洗米に関する理解を深めてもらうことを目的に、昨年春に設置され、BG無洗米工場見学会や研修会の開催を行っている。
(2004.9.2)


社団法人 農協協会
 
〒102-0071 東京都千代田区富士見1-7-5 共済ビル Tel. 03-3261-0051 Fax. 03-3261-9778 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。