農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

消費者を対象とした初のイベントが
《農薬工業会》


 農薬工業会は1月14日、1月度理事会後に定例記者会見を行った。理事会では、平成16年度予算の骨子、1月17日〜18日の東京国際フォーラムで開催された食育総合展示会への出展、4月5日の消費者を対象とした「イベント」などが決定された。
 平成16年度予算の骨子としては、「コンプライアンス(法令の遵守)」、「消費者との対話」、「情報開示」などが挙げられている。
 「コンプライアンス」では、工業会として諸問題を整理し、行動様式となる共通の倫理規定を考えており、「コンプライアンス」に注力する組織の構築をもはかっていく。
 また、「消費者との対話」では、1月17日〜18日に東京国際フォーラムで行われた食育総合展『ニッポン食育フェア』への出展を皮切りに、4月5日には消費者を対象とした「イベント」(於・サンケイホール)を約400名規模で行う。農薬に対する理解促進が主な目的で、年2回位の開催となりそうだ。
 「情報開示」は、開かれた農薬工業会を目指すもの。ホームページの充実に加え、相互リンクの拡充をいっそうはかっていく。また、農薬登録に関係したデータの「閲覧室の設置」も検討している。農薬工業会がいま、大きく動き出そうとしている。  (2004.1.22)



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