農業協同組合新聞 JACOM
   
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本社・蕨工場を高崎市へ移転 一体運営で効率化をはかる
《新富士化成薬》


 日本曹達(株)グループ関連会社で農薬の受託製造を行っている新富士化成薬(株)(山田正三社長)は2月23日、環境への配慮や今後の発展性を鑑み本社・蕨工場(埼玉県)を高崎工場のある群馬県高崎市大八木工業団地へ3月1日をもって移転すると発表した。
 同社は、蕨工場と、高崎工場の2工場で主に農薬の製剤・加工を中心に事業を行っている。日本曹達(株)製品を心にアグロ カネショウ(株)、シンジェンタ ジャパン(株)など多くの会社の製品を手掛け、その製造技術には定評がある。
 蕨工場は都市部にあることから環境へ配慮したこと、工場敷地が3700平方メートル程度と今後の発展性を考慮すると手狭であることから移転に踏み切った。新工場(群馬工場)と現高崎工場とが至近距離になることから、一体運営による効率化がはかられることも大きなメリットがある。さらに、投資コストの軽減や新規事業への展開も期待されている。
 今後は、高崎工場は主に粒剤、粉剤、水和剤、液剤など、群馬工場は主にくん煙剤の製造工場に位置付けられる。
 〈本社・群馬工場の概要〉
▽所在地:群馬県高崎市小八木町313番地 大八木工業団地▽面積:約1万1000平方メートル▽従業員数:約40名▽電話:(027)361−6100 (2004.3.1)



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