農業協同組合新聞 JACOM
   
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ブラウン社長が退任 日本はマクドゥーガル氏が統括
《BASFアグロ》


 BASFアグロ(株)のエドワード・J・ブラウンJr.社長が、5月31日をもって退任する。後任者の決定まではBASFアジア・パシフィック地域農業製品部門バイス・プレジデントのネイビン・マクドゥーガル氏が統括する。
エドワード・ブラウン・BASFアグロ社長
 ブラウン氏は、1999年に旧日本サイアナミッド(株)社長に就任、2000年7月からBASFアグロ(株)の社長をつとめており、「日本は何千年の歴史を持ち、知れば知るほど奥深い」と、日本の文化に興味を示す親日家でもあった。
 ビジネスでは、「私たちは、製品でも人材でも競争力をもち、業界の再編・統合が逆に生き残りのためのビジネスチャンスだと思う。物も人も強化できない会社が衰退していく中で、私たちはその市場をつかんでいく」と精力的だった。
 日本の農薬事業を統括するマクドゥーガル氏は、現在シンガポールの拠点におり、同氏が日本に不在の際はBASFジャパン(株)経営推進本部ゼネラル・マネージャーの北林秀行氏が代行する。
 マクドゥーガル氏は、「いっそうの最善を尽くし、引き続きお得意様各位に価値ある製品とサービスを提供していく」と、今後の抱負を語っている。 (2004.5.31)


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