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アグリビジネス業界ニュース |
国内部門不振も 国外部門は順調 《クミアイ化学》 |
クミアイ化学工業(株)(望月信彦社長、本社:東京都台東区)は22日、『平成16年10月期決算短信(連結)』を明らかにした。 それによると、当連結会計年度の売上高は405億4700万円、前期比28億9600万円(6.7%)減となり、前期を下回った。損益面では、売上の減少の影響により営業利益が5億5400万円、前期比3億900万円(35.8%)減となり、経常利益は7億5600万円、前期比3億8700万円(33.9%)減となった。 当期純利益は、前期に比べ特別損失が減少したことなどにより、前期比3800万円(8.2%)の減にとどまり4億2500万円となった。 国内部門においては、水稲用除草剤として「パワーウルフ粒剤」、「パットフルエースジャンボ」など、水稲用箱処理剤の分野においては「ウィンアドマイヤースピノ箱粒剤」など、園芸分野においては「スピノエースフロアブル」、「インダーフロアブル」などをそれぞれ上市した。 しかし、水稲用除草剤と水稲用箱処理剤の分野では販売が低調に推移し、また流通在庫の圧縮に努めたこともあり、前年実績を大きく下回った。 国外部門においては、「ノミニー・レジメント」をはじめとして、棉用除草剤「ステイプル」、植物成長調整剤「KIM−112(メダックス・レガリス・アポジー)」、園芸用殺菌剤「フルピカ」、水稲用除草剤「サターン」などの販売が順調に推移した。 さらに、欧州において現地製剤の上、販売した園芸用殺菌剤「バルボン・ビンケア」も初年度の計画を達成している(グラフ1、2参照)。 次期連結会計年度の業績見通しは、売上高は401億円、営業利益2億6000万円、経常利益5億円、当期純利益2億2000万円を予想している。 |
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(2004.12.24) |
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