農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

FOOMA JAPAN2004 東京ビッグサイトで盛大に開催
《日本食品機械工業会》


 『第27回FOOMA JAPAN2004(国際食品工業展)』が6月8日、東京ビッグサイト東ホールにおいて、出展企業数、展示小間数とも、過去最大規模で開催された。
 今回は、「実を結ぶ、食と文化とテクノロジー」をテーマとして、食品機械・装置及び関連機器に関する技術ならびに情報の交流と普及をはかり、併せて食品産業の一層の発展に寄与することを目的に、614社が2498ブースで、最新の機器、製品や技術・システムなどを展示紹介した。
 穀類加工調整機器の最大手メーカー、株式会社サタケ(本社・東広島市、佐竹利子代表)では、「安全・安心・美味しい・健康」を企業テーマに展示した。
サタケブース正面 1H炊飯ロボの展示実演
サタケブース正面 1H炊飯ロボの展示実演
 大規模炊飯施設用として、丸釜IH炊飯機と産業用ロボットを組み合わせ、立体配置で省スペースを実現した「アームラック式IH炊飯ライン」を展示実演し、産業用ロボットによる炊飯釜の移動と収納の動作が注目された。
ニューロングのブース

ニューロングのブース

 また、小ロット・コンタミ対応型の1トンタイプ小型精米機「ミルマスター」や、先般、小泉総理大臣が同社を訪問した際に、そのハイテクノロジーで総理を驚嘆させた色彩選別機「マジックソーター」も展示され、話題を集めた。同社ブース正面で行われた「マジックライスお茶漬け」の試食コーナーも、来場者で賑わった。
 包装関連機器、グラビア印刷機などの大手企業、ニューロング(株)では、軽包装ポリ袋用の汎用型バンドシーラーBD+7P型(ホットプリンター付)などを展示紹介し注目された。

 『FOOMA JAPAN2004』は、8日から11日までの4日間開催されるが、国際食品工業展事務局では、開催期間中11万名余の来場者を見込んでいる。 (2004.6.10)


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