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アグリビジネス業界ニュース |
営農支援の地図情報システムを開発 |
食の安全に対する関心が高まっている中、効率良く安全に関する情報を管理する仕組みが求められている。一方で、農業経営の効率化を目指し、積極的にIT技術を取り入れている農業協同組合も増えている。 日立ソフトでは、こうした背景のもと、同社でこれまで培ってきた地図関連技術を活用して、このソフトを開発した。 このシステムを利用することにより、圃場の検索、耕作者単位の作付面積の集計、作付作物ごとの面積計算などの圃場情報管理が容易にできる。 従来の地図システムでは、圃場のデータ構築やメンテナンスにコストがかかったが、このシステムでは、市販の地図と航空写真や衛星画像を重ね合わせることで、圃場の作図が簡単にできるなど、システムの導入・運用費用を大幅に削減することができる。 また、圃場の分割時には、距離・面積が自動表示されるため、編集操作も容易に行える。耕作者単位の圃場印刷、マップブックの作成の印刷機能も充実している。 さらに農家台帳で管理していた組合員情報も、地図と連携して管理でき、営農情報も迅速に検索することが可能だ。 ◆「ジオメーションファーム」の機能 ・圃場管理:地図を使って農地の利用状況を管理する機能で、作付情報、耕作者情報、病害虫の発生状況、堆肥情報の管理などを行う機能。圃場情報を利用した文書の作成、面積集計、圃場の検索、条件による色分け表示などが、簡単な操作でできる。また耕作地の経年管理、耕作者ごとの圃場印刷、圃場の分割・併合などの編集操作も容易で圃場のメンテナンスを効率的に行うことができる。 ◆「ジオメーションファーム」のオプション ・農家情報の管理:組合員の詳細情報、家族情報、経営情報、地図上の位置情報などを管理することができる。また作付ごとの圃場面積を、自動的に集計することができる。 (2004.7.5)
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