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アグリビジネス業界ニュース |
パンジー、ビオラを特集 『園芸通信』7月号 |
秋から冬、そして春まで花壇を彩るパンジーとビオラ。豊富な花色のバリエーションの中から選べる楽しさ、簡便さ、そしていろいろな花に合わせやすい素直な草姿が人気の理由となっている。 現在のパンジー、ビオラの親となった野生種は春咲きの性質で、冬の低温に当たった後に春の日照時間が長くならないと花が咲かない。育種で生まれた園芸品種も春咲き性であったが、その後の育種努力により冬の低温に遭わなくても花が咲く「秋咲き性品種」が生まれた。 その後、同社ではさらに育種改良を進め、真冬に日長が短くても花芽の生育が止まらず、秋から春まで咲き続ける「LRシリーズ」を作った。LRとはロングランの略で、長く咲き続けることに加え、従来の品種より生育が早いのが特長となっている。 パンジー、ビオラの品種名には花色を表す言葉が組み合わされている場合が多いというが、なかにはなじみの薄い言葉もある。(1)ビーコン(2)ブロッチ(3)クリア(4)フラッシュ(5)シェード、貴方はおわかりだろうか? 回答は下記に。 その他の記事では、植物健康塾『草花の病害虫対策』(草間祐輔さん・住友化学工業(株))、花木栽培百科『アジサイ』(倉重祐二さん・新潟県立植物園)、野菜解体新書『きゅうり』などで読み応えがあった。 なお、『園芸通信』は、「サカタのタネ友の会」会員向けの月刊会報誌。問い合わせ電話:(045)945−8824 【回答】(1)下弁が濃色、上弁が同系色で淡泊になるもの。1886年発表の「ロードビーコンズフィールド」にちなむ。(2)パンジーの花の中央にある模様のこと。(3)ブロッチなどの模様のない花色。(4)花の中央から縁にかけて徐々に色が淡く(又は濃く)なるもの。(5)色の固定度が低く、一定の色がでないもの。
(2004.7.6)
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