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ペット植物第一号の「この木なんの木」 サカタが種子発売
《サカタのタネ》

「この木なんの木」の絵袋と下は原産地での成木
「この木なんの木」の絵袋と下は原産地での成木
 ガーデニングの中に新しい楽しみを持ち込む「ペット植物」の第一号として、(株)サカタのタネが「この木なんの木」の袋入り種子を9月1日発売した。夕方や雨の時などに葉を閉じたり、枝をたたんだりして、まるで人と一緒に寝起きするかのようなかわいい習性を持つため「ペット植物」という初めてのジャンル名をつけ、家庭園芸愛好者の拡大をねらう。花作りなどは50代以上の女性に多いため、もっと若い層へも広げたいと袋の絵は童画ふうにして子どもも射程にした。
 「この木なんの木」はテレビコマーシャルで知られるように大木になるため、家庭では鉢やプランターで育てる。資材とセットの栽培キットは昨年10月から販売されて好調だが、サカタは普及しやすい絵袋種子として商品化した。通販をはじめ全国の店舗で販売中。
 「この木…」はマメ科のネムノキの仲間で、和名はアメリカネム、英名はモンキーポッド。熱帯アメリカに広く分布する。
(2004.9.6)


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