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島村農林水産大臣 |
農林水産省他は、農林水産・食品産業分野における産学官連携の強化に向け、“新産業のアイデアは、ここにある!”のテーマで『アグリビジネス創出フェア』を10月14日、15日の2日間、東京国際フォーラムで開催し、延べ約3000名が来場した。
科学技術が経済・社会を牽引するエンジンとして位置づけられている現在、技術研究開発とその実用化・産業化のために、産学官の連携による取り組みは必要不可欠となっている。
農林水産省では、これまでの積極的な取り組みの中で一定の成果を挙げてきているが、よりいっそう総合的な取り組みをはかるために、農林水産・食品産業分野における企業、大学、独立行政法人および行政機関が一堂に会し、研究開発から製品開発・事業化や技術移転、市場開拓などについての情報発信・交流を行う場として創出フェアを開催することにした。
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新産業のアイデアは、ここにある! |
今回のフェアは初開催ながら、59(63ブース・111小間)の企業、大学、独立行政法人などが出展し、農林水産・食品産業分野の技術についてその研究成果が紹介され、アグリビジネスの活性化・チャンス創出促進の夢が大きく膨らんだものと見られる。
「会場には各法人が取り組んでいる、ゲノム研究をはじめとした農林水産・食品分野に関する最新の研究成果が数多く展示されている。科学技術が経済・社会を牽引する駆動力とされる今日、これらの研究成果は、優れたビジネス・シーズとなり得る」と島村宜伸農林水産大臣はメッセージを寄せている。 |