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中国糧油学会名誉副理事長に佐竹利子代表を再任 《(株)サタケ》

中華人民共和国　中国糧油学会（ＣＣＯＡ）は、株式会社サタケ（本社＝東広島市西条西本町2-30）の代表、佐竹利子氏を同学会の名誉副理事長に、引き続き任命した。 　これは９月15日、同学会の上部組織である中国科学技術協会で承認され、正式に任命されたもので、任期は４年。中途任命を受けた前回に引き続き２期目に入った。 　中国糧油学会は、1986年に設立された。食糧・油脂分野における技術開発計画、標準化、近代化などに関する方針の提言を、中国中央政府に対して行うことが、主な役割だ。また中国内外における技術会議、シンポジウムやセミナー、展示会、出版、技術指導、講習会などの開催を担当している。 　同学会は中国科学技術協会に属しており、国家糧食局と深い関係にある。組織としては、糧食貯蔵・油脂・飼料・食品の４つの専門分科会がある。 　また委員会としては、組織工作、学術交流工作、国際連絡工作、科学普及出版工作、科学技術諮問工作の５つの委員会がある。同学会には、個人会員6152人と法人会員571社が所属している。 　このたびの名誉副理事長再任命を受け、佐竹利子代表は「食糧・油脂分野での、日中両国の架け橋となり、友好関係を更に深め、食糧分野における先端技術開発が、より一層強力に押し進められていくよう、最大限の努力をしていく」と表明した。 　サタケは、世界140ヵ国で事業展開しているが、中国では、1984年から様々な事業を行ってきた。現在、北京市には、精米工場の合弁会社とペリテック製粉工場の合弁会社が各１社あり、蘇州市には独資の機械生産工場を所有している。中国におけるサタケの機械設備のマーケットシェアは、特に外国製精米工場の分野において95％に達している。

（２００４．１０．２７）

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