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アグリビジネス業界ニュース |
古き良き日本の家屋を現代に 国産ヒノキ使用・日本の家やまと 《東日本ハウス》 |
昭和60年代の初めに、古き良き日本の住宅を現代によみがえらせるということを具体化した、近代和風建築『日本の家 やまと』を発表した。これが、今に続く同社の家造りの基本理念となった。 『日本の家 やまと』は、徹底してヒノキにこだわった本格建築の注文住宅で、すべての柱にヒノキの4寸を用い、1階床はすべて無垢材を使用。また、高い天井(265cm、通常240cm)を採用して全体にゆとりを持たせた、斬新な設計となっている。 ヒノキは高価であるが、高品質で、材質としてはトップクラスのもの。白アリに強く、腐りにくく、芳香による癒し効果があるなど優れた特徴がある。また、高い天井は明るい室内を演出し、清潔感を与え、住む人に開放感を感じさせる。『日本の家 やまと』はそれらの特長を活かし、住む人が安心し、心安らぐ空間となるような“家”造りをめざしている。 同社は現在、注文住宅、提案住宅、環境共生住宅の3つのジャンルの住宅を販売しており、トータルで年間約2500棟を建築している。そのうち注文住宅の『やまと』が約7割を占め、同社の看板商品となっている。『やまと』の供給が増えるに従いヒノキの使用量も増えるが、ヒノキの供給は、国内の最大手メーカーと契約し、安定した供給が約束されており、まだまだ供給に答えられるとしている。 ◆宿泊体験『住まいの探検』をスタート
東日本ハウス(株)は、泊まってこそわかる住まいのよさを体験してもらおうと、今年の春から宿泊体験プラン『住まいの探検』を始めた。モデルハウスに実際に宿泊し、住まいと住む人の相性を確認する企画。注文住宅の場合、住まいを実際に確認してから購入することはできないので、1泊とはいえモデルハウスに宿泊し、天井高による開放感、間取りの使い勝手、ヒノキの香りなどを体験できるので、利用者には評判が良い。現在、全国で40棟のモデルハウスがあり、9月の実績で土、日を中心に593組が宿泊体験をした。同社は宿泊体験が好評なことから、今後営業の大きな柱と位置づけ、もっと多くの人にPRし顧客の獲得につなげたいと考えている。 ◆開放感ある天井高とヒノキの香り 最近、『日本の家 やまと』で自宅を新築した、千葉市花見川区在住のS氏宅を訪れた。引っ越から10日程度ということで、外周りは工事半ばであったが、2階建の自宅は完成し、茶色を基調とした外観は落ち着きを感じさせる。 |
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(2004.11.4) |
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