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| アグリビジネス業界ニュース |
| 売上高は前期比4.7％増加 平成１６年９月期決算概況を発表 《丸山製作所》 |
| 防除機などの大手メーカー、（株）丸山製作所（本社＝千代田区・内山治男社長）では、このほど平成１６年９月期（平成１５年１０月１日〜平成１６年９月３０日）の連結決算概況を発表した。 それによると、景気は全体として堅調に推移しているものの、農業を取巻く環境は厳しいものがある。２年続けての水稲の不作に加え、米消費は減少傾向にあり、農業所得・農業外収入も依然として減少している。台風や水害の被害も深刻で、農家の設備投資意欲には翳りが見られる。 こうした事業環境の中、同社グループは、国内では顧客ニーズに対応した新製品を発売するとともに、地域ごとにきめ細かな展示実演会を開催し、市場に密着した販促活動で、販売拡大に努めてきた。また、昨年秋にカスタマーサポートセンター（丸山サポートセンター）を開設し、顧客の丸山製品に対する、取扱い方や修理に関する問い合わせなどについて迅速に対応する専門スタッフを常駐させるなど、サービスの向上に努めてきた。 一方、輸出では、対欧州通貨の円安、対ドル円高が進行する中、新製品の発売と、新たな販路の開拓に努め、販売拡大に取り組んできた。 この結果、同社グループの国内売上高は、２２１億１６００万円（前期比4.5％増）海外売上高も６０億８０００万円（前期比5.6％増）と増加した結果、売上高合計は２８１億９６００万円（前期比4.7％増）となった。 一方、利益面では、製造各社においてコストダウンを推進することなどによって、収益向上に取り組んだ結果、経常利益は６億９３００万円（前期比5.0％増）となった。当期純利益は、陳腐化した棚卸資産を廃棄処分したため、２億７６００万円（前期比1.6％減）となった。 次期連結予想業績では、売上高２９０億円を目指す。 |
| （２００４．１１．１９） |
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