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アグリビジネス業界ニュース |
一人前の花になった「クリスマスローズ」 《サカタのタネ》 |
(株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市都筑区)が友の会会員向けに発行している『園芸通信』(12月号)では、『もっと知りたい! もっと増やしたい! 冬の貴婦人 クリスマスローズ』を特集した。文は、園芸研究家でHELLEBORUS倶楽部代表の野々口稔さんが執筆している。 クリスマスローズは、キンポウゲ科ヘレボルス(属)に属する多年草で、一般に花の少ない冬から早春にかけて色とりどりの花を咲かせてくれる。開花期間が長く感じられるが、実は本来の花弁は退化しており、花弁のように見える部分はがく片であるため長もちするという。 数年前まで、「「この植物は何ですか?」、「バラの一種ですか?」などの質問をされましたが、最近では開花シーズンだけではなく、シーズンオフの夏場でも、園芸雑誌の話題に上るようになりました。やっと一人前の花として扱われるようになりました」と野々口さん。
冬の貴婦人。「花」は極めて一般的だろう。「雪」だが、新沼謙治さんの「津軽恋女」には、こな雪、つぶ雪、わた雪、ざらめ雪、みず雪、かた雪、春待つ氷雪の7つの雪が登場する。「武蔵野夫人」は大岡昇平の作品。湧き出てきた清水が大小の泉をつくったのを「はけ」というが、この「はけ」の象徴とも思わせる女主人公「道子」を中心に「恋愛の平行四辺形」(埴谷雄高)が進行する。クリスマスローズの世界が広がってくる。 『園芸通信』についての問い合わせ・・・サカタのタネ 通信販売部 電話045−945−8824。
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(2004.12.3) |
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