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(株)東洋精米機製作所で注目の新鋭機種を発表
−(株)東洋精米機製作所−


 (株)東洋精米機製作所では、8月下旬に「東洋インセクトセパレーター」・「東洋ミニオートサッカー」・「トーヨー金属選別機」の3製品を発表し、業界で高く評価されている。本紙では、既報に続き、汎用性の高い「東洋ミニオートサッカー(TAS−1000)」と軽量・コンパクトな超高性能金属選別機「トーヨー金属選別機(TK−25X)」の概要を紹介する。

 「東洋ミニオートサッカー(TAS−1000)」

 精米工場において行われる小袋の二次包装作業は、手間がかかり、しかも単純労働の繰り返しにもかかわらず、ほとんどが手作業によって行われ手いるため、多くの人手と労力が必要とされている。
 そのため、早くから自動化を望む声が高かったものの、設置スペースやコスト面で見送られるケースが多かった。

 この度、同社が開発した「東洋ミニオートサッカー(TAS−1000)」は、現場サイドからの労働軽減や、容易に導入したいといったニーズをできる限り反映させることを開発のコンセプトとして設計されたもので、省スペース・低コストで汎用性の高いセミオートサッカーである。

 主な特長は次の通り。
 1・コンパクトながらも高速かつ確実な外装袋の取り出し・口開き・袋詰めが可能。
 2・外装袋の最大セット枚数は、50枚。
 3・米袋を平らな状態で積み重ねていく「棒積み」方式を採用。(ハイジーン等の米袋内の空気がすばやく抜け、破袋の少ない包装を実現。)
 4・タッチパネルの採用により、快適な操作環境。しかも故障個所がひと目でわかるモニター機能を搭載。
 5・万一の故障に対しても短時間のメンテナンスで対応出来る、シンプルな構造。
 6・省エネ、かつコンパクトであるため、限られたスペースを有効に活用することが可能である等。
 価格は980万円。

軽量・コンパクトな超高性能金属選別機
「トーヨー金属選別機(TK−25X)」を開発

 HACCPなど食品衛生への対応が声高に叫ばれている昨今、中小規模の精米工場といえども金属選別機の設置は避けて通れない状況になっている。このような状況に対応するために開発された超高性能金属選別機が「トーヨー金属選別機(TK−25X)」である。

 この「TK−25X」の発表によって、同社の金属選別機はあらゆる規模の精米工場に対応できる3機種(TK−50X・TK−25X・TK−8X)が揃うことになった。

 主な特長は次の通り。
 1・コンパクトながらも高検知機能を装備。
 2・「ステンレス(SUS304)0.9mm球、軟鉄(Fe)0.75mm球の除去が可能」という驚異の検知能力。
 3・磁石では除去できないステンレス・銅・アルミニュウム等あらゆる金属を選別除去。
 4・一片の金属異物と同時に排出される米粒は、わずか100g程度という微小選別ロス。
 5・最大処理能力においても十分な1.5t/h(25俵/h)を実現。
 6・設置場所を選ばず、精米ラインに簡単に組み込め、精米工場内の限られたスペースを有効に活用可能等。
 価格は、135万円で全国一斉販売される。

 



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