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省力型の水稲用一発処理除草剤 『クラッシュEXジャンボ』を新発売
−武田薬品工業−


 武田薬品工業(株)アグロカンパニー(生津嘉朗プレジデント=東京都中央区日本橋2−12−10)では新農薬年度より、水稲用一発処理除草剤”ポ〜ンと手軽にカンタン手散布”、投げ込み型の新ジャンボ剤『クラッシュEXジャンボ』(製品名)を新発売していく。平成12年8月15日付けで、農薬登録を取得していた。

 本剤は、武田薬品工業(株)が開発したスルホニルウレア系除草剤「イマゾスルフロン」(有効成分)に、永光化成(株)が開発した「カフェンストロール」(同)と(株)エス・ディー・エス バイオテックが開発した「ダイムロン」(同)を合理的に配合した水稲用一発処理除草剤であり、期待の一剤として登場した。

 『クラッシュEXジャンボ』(試験名=TH−913CSジャンボ)は、水溶性のKCl(塩化カリウム)を担体に使用した”粒状タイプの自己拡散型除草剤を、水溶性フィルムで50gずつパックした投げ込み型のジャンボ剤”で、10aに対して10パックを使用していく。

 これらにより、『クラッシュEXジャンボ』は極めて省力的な手散布が可能であり、散布後の田面水中での拡散性に優れ、さらに水稲への安全性が高い除草剤に仕上がっている。

 同社では、既に発売展開し好評を博している自己拡散型の『クラッシュ1キロ粒剤』(販売会社=(株)アグロス、武田薬品工業(株))と併せ、今後は使用者のニーズに応じてそれぞれの普及展開を強力に進めていく。

 なお、『クラッシュEXジャンボ』は武田薬品工業(株)が系統、商系の両ルートを通じて販売展開していく。本剤は、同社にとって初のジャンボ剤であり、除草剤事業でもバリエーションが豊富になってきた。今後の展開に期待したい。

 《問い合わせ先》
  武田薬品工業(株)アグロカンパニー
  農薬営業部 マーケティング室
  電話03-3278-2580  




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