2001年春期新商品及び改良品を発表 −全国農協直販株式会社− |
国農協直販株式会社(木村重夫社長)では、2月14日千代田区丸の内の東京會館において、2001年春期新商品の発表会を開催した。冒頭、木村社長は「市場の低迷で、量販店も厳しい状況を迎えている。大手食品メーカーの製造事故もあり、生産・販売全般に渡り大きな影響を受けた。デザート果汁は苦戦したものの、3月末で計画対比107の670億円の実績になる見通し」との報告をした。
また西の生産拠点となる京都府八木町の基幹工場の本格稼働は、7月になるが生産体制の整備・再編を進めていくとともに、危機管理マニュアルの整備、ユーザーの要望・声を汲み上げる面から、お客様相談室の機能強化を図っていくこと、 さらに製造技術の専門部署を設け,HACCP・ESO水準を睨み、品質の向上を図っていくこと等を語った。
【春期新商品概要】 健康志向や環境意識の高まり等を背景に「食」に対するニーズは個性化、多様化してきている。特に「食」に対する生活者の期待は「美味・新鮮・安全・安心」はもとより、「健康・機能性」、「簡便性」、「楽しさ、やすらぎ」等へと広がっている。全農直販では、こうしたニーズに応え、「健康、機能性、本物のおいしさ」等を一層追求した新商品13品目24アイテムを発表した。初年度の販売は60億円を見込んでいる。尚、改良品は7品目15アイテム。新商品、改良品のポイントは次の通り。 (1)原料、産地、おいしさにこだわった商品として「農協果汁とっておきストレート200mlシリーズ」を発売し、本物のおいしさをアピールする。
(2)機能性強化対応商品として、「低糖・低脂肪フルーツヨーグルト」の新品種バリエーションを、また健康志向対応商品として「農協ぎゅっとつまった10野菜」を発売する。さらに果実のおいしさが生きた「農協とっておき果実200mlシリーズ」「チェリーのヨーグルト」「飲むヨーグルト」等を発売し、商品構成の強化を図っていく。
・「農協ぎゅっとつまった10野菜」125ml 野菜摂取不足の解消に最適な飲料であり、1本で10種300gの野菜を使用している。使用野菜は、トマト、ピーマン、赤ピーマン、カボチャ、セロリ、パセリ、ホウレン草、赤キャベツ、ニンジン、レッドビートの10種。価格は100円で、2月20日全国発売される。 この他に新しいおいしさを追求した「農協ショコラ・オ・レ」、「クリームチーズ&乳酸菌ドリンク」、「ココナッツプリン」を、また季節感を演出した「桜&チェリーヨーグルト、ももヨーグルト」、中華デザートとして「点心茶寮、白桃プリン、ライチプリン」も発売される。
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