シーアイ化成（株）はこのほどハウス専用空気循環器「ターボエアー」（3200、3200−2）を発売した。「ターボエアー」は他の空気循環器に比べてエネルギー効率が良く、また従来にない静かさで、風を送り出すことができる画期的な装置だ。
　特徴としては、従来のファンと比べて流速効果を増加させ、乱流のないスムーズで静かな空気の流れを作り出す形状となっていること、また、温室内に強力な空気循環を生み出して温度ムラをなくすことがあげられる。
　○「ターボエアー」を設置することによる効果
　１．夏場の高温対策−空気を循環させることにより温度ムラを解消し、夏場の局所的な高温状態を改善。
　２．冬場の暖房効果−ハウスの上部にある暖められた空気を全体に循環させることで暖房効果を高める。
　３．日中の光合成促進−葉面の下へ炭酸ガスを効率よく循環させ、作物の光合成を促進。
　４．病害発生予防効果−作物の周囲にできる高湿度な空気層を拡散させることで病害予防に効果を発揮。
　５．徒長防止、生育の均一化−葉と葉の接触刺激により徒長を抑え生育の均一化を促す。
　仕様は、総重量4.9kg、羽根径（５枚羽根）32cm、電圧100V（3200）と200V（3200−2）。
また、10ａ当たりのハウス内設置台数は６〜７台（20〜25ｍ間隔で１台）。

製品の効果の比較を表した表

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