◎フロント「土の助」ＦＴＲ７・ＦＴＲ９
　長年販売してきたフロントエースＦＴシリーズをモデルチェンジし、フロント「土の助」としてイメージを一新し新発売した。傾斜地や果樹園での中耕管理作業やハウス内での畝たて・溝掘り作業が中心となるため安全性を重視し、定重心設計でしかも操作性能を向上する等、機能アップを図り、また大幅値下げを実現した。
　発売型式は、ＦＴＲ７（6.2ＰＳ），ＦＴＲ９（8.7ＰＳ）の２型式で、主な特長は次の通り。
　・安全性の向上＝始動けん制装置・緊急停止スイッチ・駐車ブレーキを採用し安全性を重視した。
　・扱いやすくきれいな仕上がり＝傾斜型エンジンを搭載し、低重心・低振動・低騒音で扱いやすく、しかも粘りのあるエンジンで安定した作業が可能。また、フルカットロータリ標準装備で残耕がなく、作業がきれいに仕上がる等。
　希望小売価格（標準型式）はＦＴＲ７で257,000円、ＦＴＲ９が298,000円。

　◎ねぎ管理機ＦＴＮ７（２輪仕様）
　作付面積が増えてきた、ねぎの栽培に対応するため、植付溝作り・埋め戻し・土揚げ・堀取りの一貫作業体系が１台で出来る、ねぎ専用管理機を開発した。軟白部が多い高品質のねぎが栽培できる。また、ロータリー体型ミッションの採用で強度をアップし、重い土質にも対応できる。
　この、ねぎ管理機には、次のような優れた特長がある。
　・安全性の向上＝始動けん制装置・緊急停止スイッチを採用し安全性を重視した。
　・操作性の向上＝傾斜型Ｃ−ＯＨエンジンを搭載し低重心・低振動・低騒音で扱いやすく、粘りのあるエンジンで、重作業でも出力低下が少なく安定した作業ができる。
　・フィンガー式主クラッチを採用し、主クラッチの、入、切、がハンドルを握ったままで操作できる。
　・手元ロータリクラッチの採用で、爪軸回転の、入、切、の操作が手元ででき、又、爪軸を停止して旋回できるので作物を傷めることがない。
　・軽量コンパクトにするためロータリ一体型ミッションを採用した。
また、この管理機は、１台でねぎ一貫作業に対応できるのが大きな特性といえる。
希望小売価格はＦＴＮ−７Ｓで280,000円、ＦＴＮ７−Ｙが284,000円。
フロント「土の助」・ねぎ管理機とも本年１月より好評発売中。