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アグリビジネス話題の製品

女性にもスムーズなエンジン始動
「マジかるスタート」新登場

― 丸山製作所 ―

MSO58SP−25
背負動力噴射機
MSO58SP−25
MSO48SP−20
背負動力噴射機
MSO48SP−20
MB2355PG
刈払機 MB2355PG

 (株)丸山製作所(内山治男社長・本社=東京都千代田区内神田3−4−15)では、このほどエンジン始動時引き力が従来の1/3に軽減した「丸山新エンジンスタート方式・マジかるスタート」を開発し、主力商品の刈払機MB235SP、MB265SP(それぞれ2グリップ、ループハンドル、両手ハンドル)6型式をはじめ背負い動力噴霧機MSO48SP−20、MSO58SP−20、MSO58SP−25の3型式に搭載した。
 刈払機は平成13年12月に、背負い動噴は13年11月に発売される。
 新開発のリコイルスタータ方式は、農業就業人口の50%以上が女性であることに対処し、「エンジンに不慣れな女性でもスムーズに始動ができる」ことをコンセプトに開発された。エンジン製造各社が新スタート方式をそれぞれ開発している中、同社は「単純な部品構成で、確実な作動と軽量化を図る」方向で開発を進めてきた。
 丸山の刈払機は独自の防振構造と軽量化、粘りのあるパワフルエンジンとマイルドな排気音など、軽快で低振動、パワフルでシャープな切れ味を追及した総合的な評価の高い刈払機である。
また背負い動力噴霧機は、水量調整の簡単なフィンガーバルブや、冬場の凍結防止のワンタッチポンプドレン(MSO48SP)、排水の楽なクイックドレンや、作業状況に合わせ噴霧圧力をきめ細かく調整できる6段調圧ダイヤル(MSO58SP)など、「使いやすさ」と「パワーアップ」を両立させた。除草剤散布から防除作業まで多用途に使えることが、高く評価されている。
 丸山の「マジかるスタート」は、こうした技術の上にさらなる使いやすさを加味して、従来機種の約1/3の引き力でエンジンスタートができる、まさに引いてビックリ、本当(マジ)に軽(かる)い不思議(マジカル)な新エンジンスタート方式である。
 メーカー希望小売価格は、刈払機MB2355PGが58,000円、MB2655PUで63,000円。背負動力噴霧機MSO48SPが66,800円、MSO58SP−25で89,000円。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)