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アグリビジネス話題の製品

注目のアドマイヤー
顆粒タイプで新登場

― 日本バイエルアグロケム ―

アドマイヤー顆粒水和剤

 日本バイエルアグロケム(株)(ローレンス・ユー社長、本社:東京都港区)は11月6日、既に世界中で広く愛用されている殺虫剤「アドマイヤー」の剤型をより使い易くした『アドマイヤー顆粒水和剤』の市場展開に入った。品揃えで求心力を生む。
 『アドマイヤー顆粒水和剤』(有効成分=イミダクロプリド)の特長を見ていくと、先ず顆粒タイプであるため粉立ちがなく、薬剤調製時の安全性に極めて優れている点が挙げられる。また、高希釈倍率なので、散布による作物の薬液汚れがほとんどないことが指摘できる。
 次に、使いきりの小型パッケージで薬剤調製時の面倒な計算がいらないことも魅力となっている。もちろん少ない容量でも、速効的な殺虫活性、長い残効性など、世界ナンバーワン殺虫剤としての「信頼の防除効果」は従来通りだ。
 アドマイヤーは1992年、世界で初めてのクロロニコチニル系殺虫剤として開発・発売された。以来、野菜・果樹・水稲・花のアブラムシ類やアザミウマ類など、主要害虫の防除に有効な薬剤として世界中で使用されている。海外ではガウチョ、プロパド(ガーデン用)、コンフィドール、プレミス(白アリ剤、日本では「ハチクサン」)等の名前で使用されている。
 特に、従来の有機りん剤やカーバメート剤などと異なった作用機構を有するため、これらの薬剤に抵抗性をもった害虫に対しても優れた効果を示す点を特筆しておきたい。

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 バイエル社の農薬事業におけるコンセプトは、「環境へはもちろん、使う人にもやさしく、効果の高い製品づくり」にある。今回の『アドマイヤー顆粒水和剤』もこれにマッチし、今後は順次適用拡大を行う中で、従来の『アドマイヤー水和剤』及び『アドマイヤーフロアブル』の適用を統合した、汎用性の高い製品に成長させていく方針。
 なお、販売は日本バイエルアグロケム(株)、クミアイ化学工業(株)および北海三共(株)の3社が行っている。
 〈本件に関する問い合わせ先〉
 日本バイエルアグロケム(株) マーケティング本部 広報・販売推進グループ 高梨裕美子 電話(03)3280−9391 FAX(03)3280−9907



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