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育苗箱専用・長期持続型の殺虫殺菌剤 期待の『ビルダープリンス粒剤』を新発売 ― 明治製菓・北興化学― |
本剤は、アベンティス社が開発した殺虫剤フィプロニル1%と明治製菓(株)が開発した抵抗性誘導型殺菌剤プロベナゾール10%を含む育苗箱専用・長期持続型殺虫・殺菌剤として颯爽と登場した。 同じく両原体を有効成分とする『Dr.オリゼプリンス粒剤』は、育苗箱施用による病害虫防除時代のパイオニア的薬剤として、全国の水稲地帯で高い評価を得ているが、その姉妹品『ビルダープリンス粒剤』はさらに改良が加えられ、西日本の水稲向けに開発された新しい長期持続型の殺虫・殺菌剤。 本剤の特長を見ると、育苗箱に処理するだけで、水稲初・中期の主要害虫であるいもち病、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、イナゴ類、ニカメイチュウ、ウンカ類を同時に防除できる。また、育苗箱当たり50グラム施用で、長期にわたって高い効果を示すので、極めて省力・経済的だ。
さらに、「ビルダー」は特殊製剤化(有効成分の溶出制御)により長期残効が期待でき、育苗箱施用で葉いもちの発病を長期間抑えることにより、穂いもちの感染を抑えることが期待できる。また「プリンス」は育苗箱処理で、水稲の主要な初・中期の害虫に対し45〜60日間の残効が期待できる。 〔本件に関する問い合わせ先〕 Dr.オリゼプリンス粒剤普及会事務局:明治製菓(株)農薬資材部 TEL03−3273−3431 |
農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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