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野菜用の新規殺虫剤『ハチハチ乳剤』を上市 ―三菱化学/大塚化学 ― |
三菱化学(株)(正野寛治社長、本社:東京都千代田区)と大塚化学(株)(大塚雄二郎社長、本社:大阪市中央区)は5月1日、三菱化学(株)本社において記者会見を行い、両社で共同開発を進めていた野菜用の新規殺虫剤『ハチハチ乳剤』の上市を発表した。
本剤の製造・販売においては、三菱化学(株)が原体を製造(黒崎工場)し大塚化学(株)に供給、同社が製剤化(鳴門工場)及び販売を手掛ける。「当社にとって久々の大型剤であり、全社員挙げて精力的に取り組みたい」(今村義昭大塚化学(株)農薬肥料部長)、と力強く抱負を語っている。なお、海外展開についても、現在検討されている。 『ハチハチ乳剤』の周辺においては、特にフロアブル剤への剤型の拡大(主に果樹用)、さらに適用作物・害虫の拡大が期待されている。作物では、だいこん、茶、なし、カンキツ等が先行する模様。両社では、きめ細かな技術普及を行うことで、3年後には約40億円の市場に持っていきたい意向だ。 |
農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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