JACOM ---農業協同組合新聞/トップページへジャンプします

アグリビジネス話題の製品

環境と人に優しい新商品
刈払機・バッテリー噴霧器を発表

― 丸山製作所 ―

 (株)丸山製作所では、「環境と人に優しい商品づくり」をコンセプトに開発した来期新製品【刈払機】と【バッテリー噴霧機】を発表した。この新製品には次ぎのような特長がある。

 【刈払機】
軽量 低振動の新型刈払機
軽量 低振動の新型刈払機
 同社では「機体重量10%以上の軽量化とハイパワー」をテーマに、新型の26cc刈払機の開発に努めてきたが、このほど新型エンジンの開発で同社従来機に比べ500グラム以上の軽量化に成功、MBCシリーズとして10月より全国発売する。
 新開発の刈払機は、軽量化だけでなく、クラッチ一体型の防振機構と独自のスイベル防振構造でエンジンの振動を吸収し、さらには低騒音マフラーを開発し、排気音を和らげた。スターターは好評の新スタート方式『マジかるスタート』を搭載する。
 同社では現行機種と併せてPR活動を行い、シェアー拡大を狙っている。商品構成は、ライトタイプMBC255(ツーグリップ・ループハンドル・両手ハンドル)が3型式、スタンダードタイプのMBC265(両手ハンドル)の1型式で、計4型式。
 メーカー希望小売価格は、MBC255が6万2千円、MBC265が6万3千円(消費税・諸費用別)。なお、排気量23ccエンジンを搭載したMBC235も同時発売する。

 【バッテリー噴霧機】
 同社では、バッテリー噴霧機を3型式ともにフルモデルチェンジする。主に女性・高齢者を対象に開発したもので、コンパクトなタンク形状と背負い式を標準とし、現行機の特長を活かした設計となっている。
 現行機の愛称を継承し、それぞれスーパー霧大将(MSB150)・スーパー霧太郎(MSB110)・スーパーきりひめ(MSB080)とした。
 搭載バッテリーは、充放電に強く長寿命なニッカドバッテリーを採用、LEDランプでバッテリーの残量が確認しやすいようになっている。MSB150・MSB110は、差動式ユニフローポンプと圧力2段階切替の調圧弁を採用。
 特に、MSB150は、最高圧力1.0MPaで、背負動力噴霧機並の霧を生み出せる商品に仕上がっている。MSB080は、新開発のセラミックギアポンプを搭載。価格も手頃であることから、同社では、プロユースだけでなくガーデニングや家庭菜園などへの幅広いニーズに応えられるものと期待している。
 メーカー希望小売価格は、MSB150が5万800円、MSB110が3万8,800円、MSB080が2万7,000円(3型式とも消費税・諸費用別)。

バッテリー噴霧機「霧大将」
バッテリー噴霧機「霧太郎」
バッテリー噴霧機「霧大将」
バッテリー噴霧機「霧太郎」


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)