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天然の土壌改良材 「キャスティ−ノ」
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川鉄商事グループの川商ライブピア株式会社では、ミミズの糞100%の土壌改良材「キャスティーノ(業務用)」を、全国のJA、農業法人などを対象にして4月中旬から本格販売を開始する。
農薬や化学肥料の継続使用により、土壌は酸性に偏り、病気や害虫が発生しやすくなる。この痩せてしまった土壌を改良するのに有効なのが、天然の土壌改良材「キャスティーノ」だ。
牛糞を餌としたシマミミズの糞100%の土壌改良材「キャスティーノ」は、ミミズの糞を天日乾燥し、ふるい機にかけて混入物を除き、さらに加熱処理を施し、含水率を20〜27%に調整したうえ、パック詰めする。
「キャスティーノ」は、化学肥料と比較すると「窒素、カリウム、リン」は少ないが、ミネラルや酵素・アミノ酸などの微量要素を多く含み、栄養に富んでいる。また形状が、水の中でも容易に崩れない耐水性団粒のため、耐水性に優れ、土に比べて保水性が高く、水はけが良いという特長がある。
多孔質のため、穴の中に有益な微生物が繁殖しやすく、土壌に有効に働きかける。また、臭いを吸着する脱臭効果があるため、牛糞・鶏糞などの家畜排泄物の堆肥化の悪臭の脱臭など、幅広い活用が期待される。
同社では、残留農薬など食品に対する安全性の問題が注目されている中で、日本の土地を再び栄養とミネラル豊富な土地にし、肥沃な土地から作られた安心・安全な食べ物を通して、健康を育むことを目指している。
「キャスティーノ」は、2000円/20kgで、全農・JAなどを通じて業務用として販売する。「キャスティーノ」についての問い合わせは、下記まで。
◎川鉄商事(株) 総務部広報グループ TEL 03−5203−5055 (2003.4.7)