農業協同組合新聞 JACOM
   
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大麦若葉を焙煎し「さらっとけつあつ茶」を新発売
高血圧予防、降下にも効果

―東洋新薬 ―

会見で挨拶する山田常務(右)。中央は笹本エコロジー事業室長。
 (株)東洋新薬(福岡市博多区)は大麦若葉を焙煎した新素材・大麦若葉茶を使った新タイプのお茶「さらっとけつあつ茶」を開発、(株)東洋食品科学研究所を通じて発売する。大麦若葉茶は、青汁の原料として知られる大麦若葉を独自製法で焙煎し、大麦若葉の持つおいしさ、香ばしさを増すことに成功した新素材で、GABA(ぎゃば・−アミノ酪酸)を豊富に含有(同社分析で緑茶の約10倍)しているという。GABAは血圧上昇に対する予防効果が認められている。
 同製品は、芳熱焙煎製法で香り豊かに仕上げた大麦若葉茶に焙煎した発芽玄米を加えてすっきりした香ばしさを引き立てたという。1袋当たりのGABA含有量は1.2〜3.2ミリグラム(1袋を200ミリリットルの熱湯で3分間侵出した場合)で、血圧の気になる人や生活習慣病予防に適しているという。
 GABAを含有する素材としては現在、発芽玄米のほか、米ぬか、発酵大豆、米胚芽などが知られ、健康食品として売り出されているが、大麦若葉茶は新しい素材として注目される。
 ▽内容量=120グラム(4グラム×30袋・ティーパック)、▽標準価格=1980円(税別)。▽同社の関連会社東洋食品科学研究所が発売元となり、取扱い企業を募集する。
 ◎問い合わせ先―(株)東洋新薬広報室 電話0942−81−3555/FAX0942−81−3554 (2003.4.22)

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