農業協同組合新聞 JACOM
   
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水田溝切機「MKF−265」を発売
―丸山製作所―


 (株)丸山製作所では、水田溝切機をフルモデルチェンジした。水田溝切機は、水田の中間管理に欠かせない機械だが、農業就業者の高齢化の問題や、圃場での農作業を担う女性たちの増加など、今まで以上に軽量で作業性の良い製品が求められてきた。
 同社では、軽量で作業性の良いハンドル形状を研究してきたが、このほど大幅に改良された新ハンドル装備の水田溝切機を開発し、全国販売を開始した。
 丸山水田溝切機「MKF−265」の主な特長は次の通り。
 ◎質量は12.5kgと軽量になった。
 ◎ハンドルは、本機を水田内で持ち上げて方向転換することを考慮し、形状をループ(輪)形にした。
 ◎ハンドルは、バイド板に力が伝わりやすい設計で、高さは2段階調整できる。
 ◎バイド板は、溝の盛り上がりを抑えた設計で、水はけ効果が良く、崩れにくい溝が切れる。
 ◎エンジンのリコイルスタータは、従来の約1/3の引き力でエンジンが始動できる「マジかるスタート」を採用。
 ◎エンジンのマフラーは、二重構造となっており、排気音を軽減。さらに、排気ガスが作業者に直接かからないよう、排気方向を考慮した。
 ◎減速比を見直し、最適な作業速度を実現したなど。
 メーカー希望小売価格は9万6600円(税込み)。 (2004.4.9)

 

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