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「ダントツ」が回転軸に カメムシ対策を一層充実 |
クロチアニジンは、ネオニコチノイド系に属した新規化合物だが、従来のクロロニコチニル系の薬剤とは化学構造が異なり、幅広い害虫に対してより低薬量で高い殺虫活性を示し、その作用は神経伝達の攪乱と推定されている。 本剤は、殺虫スペクトラムが極めて広く、水稲・野菜・果樹・茶の半翅目、甲虫目、アザミウマ目、直翅目の各種害虫に対して幅広く高い防除効果を示し、残効性、浸透移行性についても優れている。 現在の品揃えは、単剤の『ダントツ水溶剤』、『ダントツ粒剤』、『ダントツ粉剤DL』、『ダントツ箱粒剤』の4製品、本田・混合剤の『ダントツパダンバリダ粉剤DL』(西日本向)、『ハスラー粉剤DL』(同)、『ブラシンダントツ粉剤DL』、箱処理用混合剤の『ウィンダントツ箱粒剤』、『デラウスダントツ箱粒剤』、『ダントツオリゼメート10箱粒剤』の混合剤6製品の計10製品。 特に『ダントツ粒剤』は、業界に先駆けカメムシ防除用粒剤として農薬登録を取得した『ベストガード粒剤』の特長を受け、それをさらに発展させたカメムシ防除用粒剤として特筆できる。 この10製品に加え、同社は2〜3月にかけてカメムシ防除対策用の高含量剤として『ダントツH粉剤DL』、『ブラシンダントツH粉剤DL』、『ブラシンバリダダントツH粉剤DL』3剤の農薬登録を取得した。通常の発生であれば、従来剤では2回散布が必要なところが1回散布で十分な効果を得られる剤として注目される。 (2004.3.10) |
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