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アグリビジネス話題の製品
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ベストガードなど3兄弟で弟を大人に 特異的な作用で好評の殺虫剤3剤 |
「ベストガード」(有効成分:ニテンピラム)はクロロニコチニル(ネオニコチノイド)系の殺虫剤で、浸透移行性に優れているため植物全体への効果が見られ、さらにトランスラミナー効果で隠れた害虫に対しても防除効果が期待できる。 散布剤では、作物に汚れがつきにくい点が特長に。また、作物に対して薬害の心配が少なく、天敵への影響も小さいことからIPM(総合的害虫管理)にも対応している。粒剤の定植時植穴処理は大きな魅力。経過措置によるマイナー作物適用への要望が強く、今後の拡大が期待されている。 「パダン」(同:カルタップ)は1967(昭和42)年の発売以来、他の殺虫剤とは異なる作用性を有することから、安定した効果をもつ殺虫剤として人気が高い。経済的なメリットも。
「ボルテージ」(同:ピラクロホス)は、ピラゾール環をもつ非対称型の有機リン系の殺虫剤で、現在では乳剤、粒剤でその使い勝手の良さから好評を博している。 乳剤はネギ、ニラ、ラッキョウのネダニ分野で特に注目されている。また、粒剤はガス抜きの手間が不要な接触型の土壌害虫・センチュ防除剤として、特に手軽さにメリットが。 殺虫剤では、これまで見てきた3兄弟が「ダントツ」という弟を名前通りのダントツに育てたとの印象が強い。 (2004.3.19)
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