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SU抵抗性雑草対策など多様な農家ニーズに対応−水稲用除草剤 |
この分野は、自社開発のスルホニルウレア系除草剤イマゾスルフロンを母剤にした製品群がラインアップされ、SU抵抗性雑草対策剤なども加え多様な農家ニーズに対応している。 先ず挙げられるのが、『サラブレッドフロアブル』。フロアブル製剤であるため、水中拡散性に優れていることから、多少の散布ムラが生じても効果への影響がない。 イマゾスルフロンにJA全農が初めて農薬登録を取得したヒエ剤のオキサジクロメホン(MY―100)およびダイムロンを合理的に配合したもので、残効性が長く、各種一年生雑草および多年生雑草に優れた効果を示す。 「長期残効タイプ」の本剤は、移植直後〜ノビエ2.5葉期までに、田植同時散布、手振り散布、水口施用と幅広い使い方ができる。オキサジクロメホン入り混合剤の中で、経済的な魅力が最も大きいのも特長。 好評を博す『サラブレッドフロアブル』だが、本剤にSU(スルホニルウレア)抵抗性ホタルイやアゼナ類に高い除草効果を示すクロメプロップを配合した『サラブレッドRXフロアブル』にも期待したい。「抵抗性雑草対応タイプ」に位置づけられる。散布時期・方法は『サラブレッドフロアブル』と同じ。 『イッテツフロアブル』も、SU抵抗性雑草対策剤に位置づけられる。イマゾスルフロン、カフェンストロール、ベンゾビシクロンを合理的に配合した。 3有効成分のコンビネーションにより、ノビエのほか水田一年生雑草、多年生雑草はもちろんのこと、近年残草が問題となっているSU抵抗性雑草やイボクサ、アシカキ、エゾノサヤヌカグサなどの難防除雑草にも高い効果を示す。本剤は、移植後5日〜ノビエ2.5葉期までに、手振り散布で使用。今後、他の使用方法も適用拡大予定。 (2004.4.8) |
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