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美しいピンク色のトルコギキョウ新品種
―サカタのタネ―


 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市)はこのほど、実生系切り花で出荷量第1位品目のトルコギキョウで、多くの日本人が愛してやまないサクラ「ソメイヨシノ」の淡く美しいピンク色を再現した極早生・中輪・八重咲きのF1新品種『春うらら』を開発した。
 同社では、トルコギキョウで約100品種を揃えており、パンジー、ペチュニアなどと並ぶ同社を代表する品目の1つとなっている。『春うらら』の種子販売は5月中旬から開始され、生花については2005年2月頃から出荷される。初年度の販売目標は、合計で1000万円。
 『春うらら』のピンクは、既存のピンク系品種に比べ蛍光灯下でくすみにくく、よりつややかなことも大きな特長となっている。花形は、約7センチの中輪タイプで花弁の重ねも美しく整っている。フラワーアレンジなどでは、しなやかでやさしい自然なラインを出しやすい草姿になっている。
 トルコギキョウの年間出荷量は1億2270万本(平成14年度)となっており、キク、カーネーション、バラ、ガーベラ、スターチスに次ぐ、第6位にある。世界におけるトルコギキョウの日本のシェアは約70%におよぶ。
 〈問い合わせ先〉〒224−0041 横浜市都筑区仲町台2−7−1 (株)サカタのタネ 花統括部 電話(045)945−8804

(2004.4.28)

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