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中玉のトマトなど2新品種を新発売
―サカタのタネ―


 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市都筑区)は5月27日、中玉トマトの『シンディースイート』、プラム型ミニトマトの『アイコ』の2新品種を6月1日から発売開始すると発表した。初年度の販売額は、2品種で約6000万円を目標としている。
 『シンディースイート』は、同社では初となる中玉トマトの品種で、大玉トマトより糖度が高く味も濃く、ミニより食べ応えがあるという両品種の良さを併せ持っている。また、果色、日もち性、食味に優れ、複合耐病性も備えるなど、今日の中玉トマトに求められるあらゆるニーズに応えた新品種。本品種の市場投入により、ミニから大玉まで同社トマトのラインアップがいっそう充実することになる。
 価格は、1000粒1万6380円で、初年度の販売目標額は約3000万円。

シンディースイート アイコ
中玉トマト「シンディースイート」
プラム型ミニトマト「アイコ」

 『アイコ』は、果実中のゼリー分が少なく肉厚なため、食べる際にも果汁が飛び散りにくく、口の中に果皮が残りにくい特長がある。また、形状がプラム型のためスライスしやすく、うまみ成分のグルタミン酸含量が高く、生食以外にも煮る、焼くといった加熱調理などにも幅広く対応できる。
 生産面でも同品種は、収量性が高く、裂果が少なく、プラム型ミニトマトでは初の葉かび病抵抗性を持つことから減農薬栽培にも対応できる非常に栽培しやすい品種となっている。
 価格は、1000粒1万7535円で、初年度の販売目標額は約3000万円。
 なお、両2品種の青果物は、2004年9月より出荷が開始され、2005年2月以降、本格的に市場に出回る予定。
 〈問い合わせ先〉〒224−0041 横浜市都筑区仲町台2−7−1 (株)サカタのタネ 野菜統括部 電話(045)945−8802

(2004.6.1)

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