農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス話題の製品

超強磁力で水道水を磁気活性水に 「キッチンシャワーPiPi」を開発
パアグ


「キッチンシャワーPiPi」
「キッチンシャワーPiPi」

 生活環境や健康問題に対応した、独創的な新製品を開発・発表し注目されている企業がある。大阪市に本社を置く(株)パアグである。
 同社では、この程、超強力マグネットで、水道水を磁気活性水に換え、手軽にキッチンシャワーとして活用できる新製品「キッチンシャワーPiPi(磁気活性水機能付)」を開発し、販売を開始した。
 磁気活性水とは、強力な磁石が発生させる磁場中に水を直角に通過させると、水のクラスター(粒子)が活性化された水が生み出される。
 この磁気活性水は、流動性が大きく、動植物など生体への吸収性にも優れており、新陳代謝を促進させるといわれている。また、溶解力・洗滌力が高く、キッチン廻りでの洗い物に適しているなど、優れた特性がある。
 この「キッチンシャワーPiPi」は、可変性でシンクの隅や横壁、三角コーナーの周辺や排水口の奥など、自在にシャワー洗滌できる。
 水道蛇口への取り付け・取り外しも簡単で、従来のようなビスやネジ込み式の手間がいらない。脱着部に4300ガウスの強力ネオジウム磁石が2個装着してあり、磁力により吸い付くように取り付けられる。また、水流でははずれないが、ホースを引っ張ることで簡単にはずすことができる。
 シャワーの先端には、2300ガウスのネオジウム磁石が4個内蔵されており、水道水が容易に磁気活性水になる仕組みだ。
「キッチンシャワーPiPi」
 「キッチンシャワーPiPi」の性能については、大阪教育大学 水圏科学研究室の小林正雄教授が「強力磁石内蔵、台所用水道蛇口取り付け装置((株)パアグ製キッチンシャワーPiPi)の各種性能試験結果報告書」を8月20日に発表した。
 それによると、残留塩素除去試験では、「キッチンシャワーPiPi」通過水の残留塩素濃度は、水道水よりも平均して0.1mg/1低下している。
 また浸透性能試験では、試験米に新潟こしひかりを使用。試験米に対する水の浸透水比は、水切時間の長短によらず、PiPi通過水が水道水より明らかに大きい、と報告している。
 また、PiPi通過水は中性にとても近い弱アルカリ性であることを明らかにし、弱アルカリ性の水は人体に優しいことを指摘している。
 「キッチンシャワーPiPi」のデザインは、球形を基本にし、赤色の色彩を採用。キッチン用品としては珍しい色と形のお洒落なものとなった。
 素材は全て地球環境に優しい非エンビを使用、一部には高温に強く、リサイクル可能な素材・エラストマーを使用している。
 メーカー希望小売価格は6825円。すでに通信販売などで取り扱われているが、(株)パアグでは、今秋本格販売を開始する。
 「キッチンシャワーPiPi」についての問い合わせは下記まで。
 〒536-0008
 大阪市城東区関目2丁目3番4号
 株式会社パアグ 広報担当 鳥井。
 TEL 06-6935-7055
 FAX 06-6933-2221

(2004.9.17)

社団法人 農協協会
 
〒102-0071 東京都千代田区富士見1-7-5 共済ビル Tel. 03-3261-0051 Fax. 03-3261-9778 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。