バイエル株式会社

バイエル(株)の代表取締役専務に
フランク・ヴィタゼク氏が就任

　日本のバイエルの中核会社であるバイエル(株)（クヌート・クレデーン社長、本社＝東京都港区）では、ヨハネス・ディーチ専務が退任し、３月22日付でフランク・ヴィタゼク氏が代表取締役専務に就任した。
　担当としては、バイエル・サービス・センター・ジャパンを統括する。同センターは、日本のグループ会社の事務管理機能を担っており、財務、経理、情報システム、購買、ロジスティクスの各分野が含まれている。ヴィタゼク氏は同時に、在日バイエル財務最高責任者にも就任している。
　フランク・ヴィタゼク氏は1962年２月３日、ドイツ・レムシャイド生れの39歳。1988年、ケルン大学経済学部を卒業後、1989年ドイツ・バイエル社に入社、監査部で勤務を開始した。その後、パキスタン・ケミダイズ社管理本部長を経て、1995年にパキスタン・バイエル社社長、パキスタン・バイエルグループ代表に就任した。1997年よりドイツ・バイエル社海外役員人事部のヨーロッパ・南米・近東・アフリカ地域担当部長を務めた。ヴィタゼク氏は既婚、一男がいる。
　なお、ディーチ氏はドイツ・バイエル社企業財務本部財務部長に就任のためドイツへ帰国する。