JACOM ---農業協同組合新聞/トップページへジャンプします

人事速報

  役員人事を発表
    新社長に北爪 靖彦氏 《株式会社 共立》
北爪 靖彦氏

 農林業・環境管理機器総合メーカー大手の株式会社 共立では、2月14日開催の取締役会で、取締役開発本部副本部長の北爪靖彦氏が代表取締役社長に就任し、現社長の谷澤康彦氏は、代表取締役会長として経営戦略会議議長に就任する人事を内定、2月27日の定時株主総会終了後の取締役会で決議され、同日それぞれ社長・会長に就任した。
 今年度の品質方針のモットーに「変革」を標榜する同社は、自力の企業努力で、利益を継続的に確保できる企業体質にするため、リエンジニアリング手法で変革していく姿勢を大きく内外に示した。
 北爪新社長は生産技術関連分野を歴任、平成10年から米国エコーインク社の社長を勤め、その間米国総代理店・代理店約8000社の活性化と新規市場開拓に注力し、北米庭園管理機械市場を中心に、2サイクルガソリンエンジン製品を300億円の販売規模に拡大した手腕を買われて登板したもの。
 谷澤新会長は、三井物産監査役から共立入りし、平成7年2月より4期にわたり社長として経営の陣頭指揮を執る。在任中、長年にわたり赤字を続けていた共立の財務体質を、7年連続の黒字会社に再建、復配を実行し、昨年度の連結決算では売上高600億円、経常利益29億円を達成、創立以来の最高業績を2年連続して更新した。
 谷澤新会長は、引き続き経営戦略会議議長として指導力を強化する。 (2003.2.28)


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
webmaster@jacom.or.jp