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前回の国際食品工業展
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(社)日本食品機械工業会では、6月8日から11日までの4日間、東京ビッグサイトで、FOOMA JAPAN 2004(国際食品工業展)を開催する。
今回で27回目を迎えるこの展示会は、「実を結ぶ、食と文化とテクノロジー」をテーマに、614企業が2498ブースに出展、出展者数・ブース数とも開催史上最大の規模となる。
会場内は、原料処理から製造・加工、包装、検査、搬送のプロセスに加え、近年注目の「トレーサビリティ」のための最新製品と技術が製品分野別にまとめられ、展示される。
併催行事では、「アカデミックプラザ2004」に海外13大学を含む研究機関から54研究室が参加し、「鮮度保持技術に関する研究」を特別テーマに「食」全般にわたる学究的な最新技術の研究成果が発表される。
「フォーラム2004」は日本食品工学会、(社)日本食品機械工業会が共催するフォーラムだが、「食と技術・安全・環境」をテーマに高度な討論がなされるものと期待される。
美味技術研究会シンポジウムは「加工・炊飯からお米の美味しさを探る」をテーマに、多様化する消費者ニーズへの対応および食品素材として利用価値の高い「米」の消費拡大を図るためのシンポジウムとなる。
また、農業施設学会主催のミニシンポジウム「食の安全と品質認証システムの新展開」や(社)日本食品機械工業会などが主催するセミナー「これからのフードビジネスと食の安全」なども開催される。
イベントステージには6月8日、ヒューマノイドロボット「ASIMO」が登場、10日には女優の伊藤蘭さん、11日には女優の斉藤慶子さんが出演し、会場に華を添える。
(2004.4.20)