植物防疫の研究、交流および普及をはかっている(財)報農会(中村廣明理事長)は9月30日、東京都北区の「北とぴあ」つつじホールで第19回報農会シンポジウム『植物保護ハイビジョン――2004』―地域特定農作物に対する植物保護の役割―を開催する。
講演は、『特定農作物に対する農薬登録の現状』(農水省農産安全管理課・横田敏恭)、『JAグループとしてのマイナー作物に対する農薬登録促進の取組み』(JA全農・田中浩一)、『愛知県における地域特定農作物の病害虫防除と問題点』(愛知農試・成田悟)、『長野県における地域特定農作物の病害虫防除と問題点』(長野県野菜花き試験場・栗原潤、長野県実践農家・有賀均)という内容。
時宜にかなったシンポで、参加申し込みが殺到しているが、空席がもう少し残っている。参加希望者は、9月10日(金)までに郵便振替00100−5−103214 (財)報農会へ振込みを。前もってテキストと名札が送られる。
なお、平成16年度の功労賞は、粥見惇一(元三重農試)、川越仁(元宮崎農試)、良知昭久(元横浜植物防疫所)の3氏に決定、シンポジウム終了後に表彰式と祝賀会が開催される。 (2004.8.16) |