蘭はどこまで人を魅了するのか? 洋蘭・東洋蘭・日本の蘭など世界各地のさまざまなジャンルの蘭を一堂に集めた“世界の蘭のフェスティバル”『世界らん展日本大賞2004』が2月21日(土)〜29日(日)の9日間、東京ドームで開催される。
今回で14回目の開催となる『世界らん展日本大賞』は、9日間の開催期間中に毎回40万人を越える来場者(昨年は約45万人)を数える世界最大のらん展に位置付けられ、その実施規模、展示アイテムの種類および出展作品のレベルなどにおいて、世界に比類のない蘭の祭典となっている。
会場中央にはシンボルゾーンが設けられ、「日本大賞」受賞株をはじめ個別審査部門の上位入賞株45点が展示される。また、このシンボルゾーンを中心に個別、フレグランス、ディスプレイ、フラワーデザイン、美術工芸、寄せ植えの各審査展示が6ゾーンに分けられ行われる。
今年の新しい企画としては、蘭のメッカともなっているマダガスカルの蘭、“羽を広げた鈴虫を思わせる蘭”「スズムシソウ」、バンダの不思議回廊、大使(オランダなど6カ国)夫人のディッシュ・ディスプレイ、12カ月の蘭などが展示され、こうご期待だ。
その他、日本全国および海外から販売店約160店が出展し、生産者直売ならではの珍しい蘭の株や「世界らん展」限定販売の公式記念グッズなど、蘭や各種グッズのショッピングなども存分に楽しめる。期間中の3日間は時間繰り下げもあり、仕事帰りでも大丈夫。“春蘭まん”を満喫しよう。
[問い合わせ先] 世界らん展組織委員会事務局 電話(03)3563−7879
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世界らん展2003の会場 |
世界らん展日本大賞受賞花 パフィオペディラム属 ロルフェイ‘コウベ2000’
(延原洋らん園 延原修・岡山県) |
(2004.1.8)