学校法人片柳学園 東京工科大学(相磯秀夫学長、所在地:東京都八王子市)は5月17日、東京都港区の虎ノ門パストラルにおいて「バイオナノテクセンター」開設記者発表会を開催する。
同センターは、先端技術分野の中でもっとも注目を集めているバイオテクノロジーとナノテクノロジー関連の研究を支援することを目的に、同校片柳研究所内に開設するもので、当日はその概要および最先端研究事例などが発表される。
「バイオナノテクセンター」は、ナノレベルの微細加工装置や、タンパク質の機能解析装置、さらに電界放出型電子顕微鏡など、国内研究施設としては他に類を見ない充実した最新鋭の機器・設備を揃え、バイオナノテクノロジーの包括的・統合的な研究・開発を行う。
バイオテクノロジーとナノテクノロジーを融合したバイオナノテクノロジーは、21世紀産業に不可欠な新しい技術基盤であり、その研究の推進は産学官共通の最重要課題の1つとなっている。
センターでの機材類の使用は、同学と共同研究を手がける企業や、地域の研究機関・大学研究者にも解放される。同学では、バイオナノテクノロジー分野における先端的な産学官共同研究で世界をリードするCOE(超優良大学)を目指している。 (2004.5.10)