農業協同組合新聞 JACOM
   
催しもの
第4回ポテトフォーラムin十勝 (6/15)

 独立行政法人北海道農業研究センター(北海道札幌市豊平区羊ヶ丘)と日本ポテトチップ協会(事務局:東京都北区赤羽南・カルビー(株)内)は、7月2日に『第4回ポテトフォーラムin十勝』を開催する。
 このフォーラムは、“馬鈴薯”を取り巻く環境が厳しさを増すなか、実需者と生産者が双方の問題を持ち寄り検討することで、理解と協力を深め、日本の馬鈴薯産業全体の発展を図ることを目的にしている。
 前回のフォーラム(15年12月3日)では、実需者から提起された「芋の傷・打撲」に焦点を絞り、15年度の生産者の取り組みと成功事例を中心に報告があった。また、スコットランドの事例で、「種いも」に関わる問題提起もあった。
 今回は、「日本の種いもの現状」に焦点を絞った企画としている。現状を踏まえ、問題点の整理と将来に向けた改良点の検討を行う。開催概要は以下の通り。
日時 7月2日 14:00〜17:30
場所 芽室駅前プラザ「めむろーど」2階セミナーホール
(北海道河西郡芽室町本通り1丁目19番地 TEL0155-61-2828)

内容
(1) 種馬鈴しょ生産に関する法制度
  植物防疫法および関連法規の仮説
  横浜植物防疫所札幌支所次席植物検疫官 相馬伸俊氏
(2) 清署源流「ばれいしょ原原種」
  需要に即した健全無病な原原種の生産配布システム紹介
  種苗管理センター十勝農場長 北田亮二氏
(3) 種いもの休眠生産と生育の関係
  Seed Potato Technology(1999)からの引用を中心に、種いもの休眠と齢、草型の関係の紹介
  北海道農業研究センター畑作研究部ばれいしょ育種研究室長 森元幸氏
(4) 十勝における種馬鈴しょの生産と流通について
  種馬鈴しょの生産の歴史とシステム、現状の課題と今後の方向性の解説
  十勝農業協同組合連合会農産部長 高橋英三氏

◆連絡先
北海道農業研究センター畑作研究部ばれいしょ育種研究室
(TEL0155-62-9272 FAX0155-61-2127)

(2004.6.15)

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