(社)日本農林規格協会は、「『食卓から農場まで』顔の見える仕組み〜生産情報公表牛肉について〜」と題したシンポジウムを、9月から10月かけて開催する。
BSEの発生や不正表示など、消費者の間に食品に対する不安や不信が生じているが、消費者の「食」対する信頼回復を図る必要性が高まっている。それらの高まりを受け、事業者が自主的に食品の生産情報を消費者に伝えていることを第三者機関が認定する、生産情報公表JAS規格が導入され、15年12月に牛肉について、「生産情報公表牛肉」が制定された。
この制度をより一層理解し、利用してもらうため、消費者、生産者、流通関係者、行政の方々をパネリストに招きシンポジウムを次の日程で開催する。
・9月7日(東京都、200名)
・9月10日(大阪市、200名)
・9月21日(福岡市、100名)
・10月1日(札幌市、100名)
○講演内容
・時間 13:30〜16:00
(1)制度の説明 小崎好春氏(農林水産省消費・安全局表示・規格課 課長補佐)
(2)基調講演 丸山豊氏(NPO法人日本オーガニック検査員協会 副理事長)
(3)パネルディスカッション
・コーディネーター 丸山豊氏(基調講演者)
・パネリスト
消費者
・和田正江氏(主婦連合会 参与)東京、大阪会場
・犬伏由利子氏(消費科学連合会 副会長)福岡、札幌会場
生産関係
・萬野修三氏(有限会社上旭肉牛牧場 代表取締役)東京、大阪会場
・三輪徳尋氏(全国肉牛事業協同組合 主査)福岡、札幌会場
流通関係
・小林喜一氏(財団法人日本食肉流通センター 理事)全会場
行政
・小崎好春氏(農林水産省消費・安全局表示・規格課 課長補佐)全会場
(4)質疑応答
問い合わせ先
(社)日本農林規格協会
東京都中央区日本橋茅場町3-5-2 アロマビル5F TEL03-3249-7120
(2004.7.23)