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「実践的提言と組織強化をめざす」
   JA全青協 12年度活動方針
   第47回通常総会で決める (5/25)


 全国農協青年組織協議会(JA全青協)は、5月26日に東京・大手町のJAビルで第47回通常総会を開き、12年度の活動方針などを決めた。

JA全青協通常総会 活動の基本方針には、@5か年運動および3か年キャンペーンの仕上げと次期計画の検討・策定、A日本農業再建のための取り組み、BJAの営農活動を推進する組合員組織としての活動、C国際的活動の実施。

 具体的な活動は、組織活性化策として、JA青年部活動事例集の作成やホームページの活用による情報伝達、未組織JAに対する青年部設置の働きかけなどを行うほか、「JAに対する実践的提言」を行いながら、農業とJAを引き継いでいくため、総代・理事への立候補・就任運動やJA機関会議への参画にも取り組む。

 日本農業再建運動としては、「子どもたちの未来へ」統一キャンペーン、学童農園活動の促進、インターネットの活用による消費者との共生運動の展開などを行う。

 また、今年度も昨年と同様、4つの専門部会を設置し、水田農業対策や中山間地域対策など国内農政や本格化するWTO農業交渉などに対しても、政策提言を積極的に行う方針だ。

 なお、今回の総会で規約を一部改正し役員名称を変更、委員長を「会長」、副委員長を「副会長」、委員を「理事」とした。

  会長には、3月の臨時総会で選出されていた若林英毅氏、副会長には谷則男氏がこの就任した。理事は、千田敏夫・岩手県農協青年組織協議会会長(東北・北海道ブロック)、松澤弘安・神奈川県農協青壮年部協議会委員長(関東・甲信越ブロック)、布俣正也・岐阜県農協青年部連絡協議会委員長(東海・北陸ブロック)、野田年仁・鳥取県農協青壮年連盟委員長(中国・四国ブロック)、原巻守・佐賀県農協青年組織協議会(九州ブロック)。監事は藤田正人・石川県農協青壮年部協議会委員長、岡元和人・鹿児島県農協青年組織協議会委員長が選任された。  


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