トップページにもどる 農業協同組合新聞社団法人農協協会 農協・関連企業名鑑

全農が配合飼料価格据え置き(6/22)


 JA全農は7−9月期の配合飼料価格を据え置くと22日発表した。昨年同期以来1年ぶりの据え置きとなる。前期(4−6月)は1600円の値上げだった。6月まで1年間の配合飼料価格が全国全畜種総平均価格を上回った分について全農は配合飼料安定基金に通常補てんを要請した。しかし前期に生じた特例補てんがなくなるため7−9月期の生産者負担は525円になる見込み。補てん金額は28日の配合飼料安定基金理事会で決める。

 価格据え置きは為替相場の円高傾向と、シカゴ市場でトウモロコシの先安観が出ていることなどを材料視したことによる。

 トウモロコシのシカゴ相場は順調な新穀の作付けに加え、適切な降雨もあって値下がりした。5月発表の米国農務省見通しでは2000年8月末の在庫率は18.87%と余裕のある水準だ。大豆粕の国内価格は今後強含みを予想。また魚粉は弱含みとみた。さらに海上運賃は堅調を見込んだ。  為替相場は105円−110円の推移を予想した。



農協・関連企業名鑑 社団法人農協協会 農業協同組合新聞 トップページにもどる

農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
webmaster@jacom.or.jp