7月2日〜3日、ノルウェーのウレンスバングで「非貿易的関心事項に関する国際会議」が開かれた。主催は、日本、EU、ノルウェー、スイス、韓国、モーリシャス。主催国を含め40か国が参加した。おもな議題は、WTOにおいて農業を別途に取り扱う必要性、食料安全保障と国内農業生産の役割、環境や文化と非貿易的関心事項など。議論を通じて農村地域開発、食料安全保障、環境保護といった目的は市場だけでは達成されないことが確認され、今後もこうした会議を開催することになった。