農業者年金制度改正についての農業団体と農水省との第4回意見交換会が開かれた。
農業団体側は自給率向上も盛り込んだ新基本法農政の実現のためには、年金制度をしっか りする必要があるとの認識から、改めて新制度での加入用件の拡大や現行加入者の保証 水準の見直しなどを訴えた。ただ、受給者の年金額の3割カットについて農水省は「限 られた 時間とせまい道幅のなかで最大限努力するが農業者の側も努力してほしい」 などと回答 。今後は、これまでの議論をふまえて農水省と農業団体で報告書を作成することになっ た。