平成11年の農産物の作付け延べ面積は459万4000haで前年にくらべて2万2000ha( 0.5%)減少したことが農水省の調査で明らかになった。作物別では、稲作が水田面積の減少の影響で、野菜、果樹、豆類などは生産者の高齢化にともなう労働力不足が要因とし ている。
一方、耕地利用率は94.4%で前年より0.3ポイント上昇した。これは麦、雑穀、飼料作物などの作物で、水稲からの転換や不作付け地への作付けが進んだことによる。耕地利 用率が前年を上回ったのは昭和59年依頼。