おいしくて省力栽培できるトマト「ルネッサンス」開発
　　 −サカタのタネ

　�潟Tカタのタネはこのほど、愛知県農業総合試験場と共同で、完熟収穫できるおいしいトマト「ルネッサンス」を育成した。受粉しなくても果実が大きくなる「単為結果性」（たんいけっかせい）という性質により省力栽培が可能で、病気にも強い性質がある。平成８年から開発に取り組み、数多く交配した中から選抜したもので、８月から種子を発売する。

　新品種「ルネッサンス」の特徴−
�@完熟で収穫できる、糖度が高くおいしいトマト、
�Aやや小ぶりで、ずっしりとした重みがあり、中身が充実。形はいびつになりにくく、きれいな形にそろう、
�B単為結果性なので、受粉のためにハチを放したり、果実を着果させ肥大させるためのホルモン処理をする手間がかからず、省力栽培ができる、
�C萎ちょう病、根腐萎ちょう病、ウイルス病に強いので農薬の使用が減らせる。

　価格：20､000円（1､000粒入り）、販売目標2000万円（初年度）
　問い合わせ先：サカタのタネ　電話045−945−8845